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【文芸新刊】「よろず探偵承り」珍妙な看板を掲げる発明家・柿三郎が、不思議な発明品で事件を解明!?大正“ハイカラ”ミステリー『からくり探偵・百栗柿三郎』他、追加!

『からくり探偵・百栗柿三郎』
“よろず探偵 人探しも承り”キテレツ発明家の名推理!! 大正時代の浅草。町のはずれにあるボロ家・百栗庵の主で発明家の柿三郎が、探偵稼業に踏み出した。冴えない風貌で発明品は珍妙だが、“顕紋粉”を使った指紋採取などの科学的な調査や、状況証拠から理論的に導き出す思考実験によって、明晰な推理を次々に披露! 機械式招き猫の助手・お玉さんを連れ、女中の千代とともに“ホモンクルスに殺された博士”“連続して発見されたバラバラ死体”“幻術師の元から消えた弟子”などの謎に挑むが……。前作『帝都探偵 謎解け乙女』で注目を集める著者が、大正という時代設定を自在に操り、「大正の平賀源内改め東京のホウムス、浅草が生んだ奇跡の名探偵」である発明家・百栗柿三郎を主人公に据えて描く、傑作“大正モダン”×本格ミステリー!

『真田三代風雲録(上)』
真田幸隆、昌幸、幸村。小よく大を制し、戦国の世に最も輝きを放った真田一族の興亡を歴史小説の第一人者が描く、傑作大河巨編!

『真田三代風雲録(下)』
大坂冬の陣・夏の陣で「日本一の兵(つわもの)」と讃えられた真田幸村の壮絶なる生きざま!真田一族の興亡を描く巨編、完結!

『十津川警部 わが屍に旗を立てよ』
喫茶店「風林火山」で殺されていた女と「風が殺した」の文字の謎。武田信玄と事件の関わりは?傑作トラベルミステリー!

『ガレキノシタ』
抗え、運命に。――後悔も友情も、憎しみも希望も抱えたまま生き埋めになった生徒たちが未来を拓く!傑作青春サバイバル小説。

『姫の秘めごと』
山で孤独に暮らす十郎。彼のもとへ天から姫君が降ってきた。やがて十郎は姫や周辺の美女たちと……。名匠が贈る究極の時代官能!