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【文芸新刊】現代の栄養士が戦国時代の伊達藩にタイムスリップ!食の力で時代は変わる?『戦飯』他、追加!

『戦飯』
うま~い飯が、史実を変える?期待の隠し玉新人が送る戦国×飯×エンタメ登場!
――超高身長・2メートル近い恵体を誇る管理栄養士・緒方直哉は悩んでいた。妹の結婚式を彩るウェディングケーキを兄自ら考案することになったのは良いものの、ちっとも納得のいくアイディアが浮かばない――巨体に似合わぬちまちまとした作業にせっせと熱を注いでいるうちに自宅のキッチンで転倒。気が付けばそこは……戦国時代の伊達藩だった!?宴の最中に突然天井から降ってきた直哉の巨体は伊達政宗公に直撃。当然ながら刺客の類と疑われ、命を取られるギリギリの状態に追い込まれた直哉は、思わずはったりをかましてみる……「俺の料理で、伊達藩を強くしてみます!!」自身の天下取りを信じてやまない独眼竜・伊達政宗をはじめ、冷静沈着・知将の片倉小十郎、超絶無口ですぐ切りかかる伊達成実、ぶっきらぼうでオカネ大好き・くの一の霞とともに疾風怒涛の飯三昧!!「俺、結婚式、でれんの……?」

『緑と赤』
どうして伝わらないのだろう。こんなに近くにいるのに――日本と韓国、ふたつの国で悩み、立ち上がる人々の青春を描く傑作長編。