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【文芸新刊】歴史時代作家クラブ賞受賞の気鋭が放つ渾身の時代ミステリー『蘭学探偵 岩永淳庵』他、追加!

『蘭学探偵 岩永淳庵』
品川沖に突然海坊主が現れたという。続けて仙台堀では河童も出た。若き蘭学者岩永淳庵は辰巳芸者の豆吉とともに、騒動を解決すべく推理をめぐらせるが、そこには驚きの真相が隠されていた……

『探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】』
謎の公務員が市民の悩みや事件を鮮やかに解明!女子大生ユリエや刑事コンビも推理を光らす「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集。未収録話「セカンド・プラン」を掲載した電子書籍特別版。

『十津川警部捜査行 東海道殺人エクスプレス』
鶴見線、身延線、ブルートレイン……十津川警部、東海道を駆ける!東京湾岸の運河に面した無人駅で、デートを楽しむ若いカップル。だが数日後、ここを訪れた女性が絞殺死体で発見される。彼女には殺されるような事情はなく、十津川班の亀井警部は、別の事件との関連に目をつける――東海道を東から西へ向かう十津川警部事件簿5編収録。

『霧の城』
織田の女城主と武田の猛将、許されぬ戦国の恋。武田と織田が争う岩村城攻防戦。一通の恋文が二人の運命を変えた!美濃国岩村城を攻めあぐねていた武田の猛将・秋山善右衛門は無血開城を促すため、岩村の女城主・おつやの方に一通の書状を送る。そこには和議の条件として、おつやと夫婦になりたいという驚きの申し出が書かれていた。和議を受け入れるか悩むおつやだが……実話を基に、織田と武田の熾烈な戦いと、その後の二人の知られざる運命を描く感涙の歴史秘話!

『将軍家の秘宝』
舞台は江戸時代の信濃国。修業先から逃げ出した若僧・秀全は、ひょんなことから行商人の平助、若い山女・まつと行動を共にする。読心術の心得がある秀全、藩の密命を受けて不正を探る平助、蛇や野獣を従えるまつ。三人が山中を行くうちに遭遇したのは、山に眠る謎の将軍家献上品をめぐり、跳梁跋扈する人々だった。躍動感溢れる時代活劇エンターテインメント。

『酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁』
この町で出会い、あの橋で別れる――お江戸日本橋に集う商人や武士たちの人間模様が心に深い余韻を残す、名手の傑作人情小説集。