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刳り抜かれた死体

刳り抜かれた死体

白井智之(しらい・ともゆき)

母に臓器を売られそうになった不幸な幼少期を過ごした但は、イングランドの田舎街、フィンセンズランドの城塞を訪れる。そこで目にしたのは、首を斬り落とされた死体……。
ミステリ界を席巻した最旬の著者が贈る、奇怪な死体の物語。待望の「死体シリーズ」最新作!

写真/Johannes Plenio/pexels


著者プロフィール●
1990年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作で2014年デビュー。『東京結合人間』が第69回日本推理作家協会賞候補、『おやすみ人面瘡』が第17回本格ミステリ大賞候補となる。『名探偵のはらわた』は「2021本格ミステリ・ベスト10」で第3位。最新作『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』は「2023本格ミステリ・ベスト10」第1位、「このミステリーがすごい! 2023年版」第2位、「週刊文春ミステリーベスト10 2022」第2位、「ミステリが読みたい!2023年版」第4位と高評価を得る。また、同作で第23回本格ミステリ大賞を受賞。他の著作に『少女を殺す100の方法』『お前の彼女は二階で茹で死に』『そして誰も死ななかった』『ミステリー・オーバードーズ』『死体の汁を啜れ』がある。衝撃的な作品で読者の度肝を抜く、気鋭の本格ミステリ作家。

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