風を織る 〈針と剣 縫箔屋事件帖〉
縫箔屋・丸仙の娘おちえは、縁談が持ち込まれる年齢になった。相変らず剣術の稽古に励んでいたある日、父・仙助が倒れたという知らせが――人気時代小説〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ第4弾!
みにくいふたり
交換留学で台湾を訪れた女子高生・緑川芽衣。優等生の詠晴に学校を案内され、クラスメイトとも打ち解け始めた矢先、無人の教室で怪しい気配に遭遇する。その夜、自室に現れたのは、美しい容姿を持ちながら、強烈な不快感を与える不思議な少女、恵君だった。彼女との交流を始めた芽衣は、ある事件に巻き込まれて帰国を余儀なくされる。時が経ち、辛い結婚生活を送る芽衣の元に、台湾にいるはずの詠晴から「気を付けて」と書かれた手紙が届き……。