J_novel+ 実業之日本社の文芸webマガジン

暗天街綺想夜曲

暗天街綺想夜曲

壺也

暗天街――人間と妖が共存する閉ざされた島。孤島であり、ひとつの町。
外界との交信も途絶え妖の巣窟と成り果てた街は法も秩序も整っていない貧困な地域も珍しくない。
その地域には〝身売り〟と呼ばれる子供たちが存在していた。
身寄りも行き場もなく、運に見放された少年少女たちには、命が尽きる寸前に頭に赤い光の輪が現れるという。
それは、深淵を灯す希望の光なのか――!?
「暗天街幻想奇録」の衝撃から二年半、生命の終焉、復活、輪廻を描いたシリーズ第2作。
それは、優しくも悲しいセレナーデ。


壺也(つぼなり)◆細部までこだわりをもって描かれた絵と、シノワズリ&退廃的な香りが特徴的なレトロ奇天烈画家。「暗天街幻想奇録」(小社刊)は日本だけでなく海外の読者からも注目を集めている。

HP【人間問屋】
Twitter:@tsubonari_8

share

twitterでシェアする facebookでシェアする
  • 2021.03.23

    暗天街綺想夜曲 試し読み

小説&エッセイ

play_arrow一覧へ