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猪はどこに行った

猪はどこに行った

田中啓文(たなか・ひろふみ)

日本橋を歩いていた岡っ引き「馬喰町の伴次」に声をかけてきたのは三味線を背負ったおちょぼ口の優男。大坂にいるはずの若旦那が、どうして江戸に……!? 傑作ユーモア&人情捕物帳!

著者プロフィール●1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。著書に『こなもん屋馬子』『漫才刑事』『力士探偵シャーロック山』『文豪宮本武蔵』「貧乏神あんど福の神」「十手笛おみく捕物帳」シリーズなど多数。

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