毎週火曜日更新! 実業之日本社の文芸Webマガジン

退職クロスロード

退職クロスロード

安藤祐介(あんどう・ゆうすけ)

年度末の3月31日、総合メーカー・万屋カンザキ本社ビル。清掃員の守田守は、早朝から退職や異動でごった返す社内を掃き清める作業に追われていた。
就職氷河期の挫折を経て、派遣先で粛々と仕事に臨んできた守田は、この日で定年を迎え、会社を去る窓際部長の佐和山義男から突然朝食に誘われる。守田は5年前、図らずも佐和山の自死を阻止した「命の恩人」だったというのだ。
バブル期入社の剛腕営業マンで、親分肌と慕われた彼に5年前、何が起きたのか。立場も世代も異なる二人の人生に、佐和山の同期や部下の願いと、因縁のライバル達の思惑が交錯する中で解き明かされる、封印された驚愕の真実とは――

販売ページはこちら
https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53907-2/

著者プロフィール●安藤祐介(あんどう・ゆうすけ)
1977年生まれ。福岡県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。2007年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー。同書は森山未來主演でドラマ化もされた。2019年『本のエンドロール』(講談社)が本屋大賞で11位。他の著書に、『営業零課接待班』『おい!山田 大翔製菓広報宣伝部』(いずれも講談社)『不惑のスクラム』『六畳間のピアノマン』『仕事のためには生きてない』(いずれもKADOKAWA)『選ばれない人』(光文社)『崖っぷち芸人、会社を救う』『日ノ出家のやおよろず』(いずれも中央公論新社)などがある。