
柴田亜美の「浮世の氣楽絵」
第2回 「アガベの花が見れたら奇跡ですよ。」
本連載のご紹介
2025年に創刊50周年を迎えた美術雑誌『月刊美術』で、『南国少年パプワくん』(スクウェア・エニックス)などのヒット作で知られる漫画家・画家の柴田亜美氏による新連載「柴田亜美の浮世の氣楽絵」がスタートしました。
WEBメディア「実日オンライン」では、本誌掲載から約2ヶ月後の毎月25日午前11時に、読みやすいWEB形式で公開しています。
本連載では、エッセイとともに描き下ろしのアート作品を毎月発表します。
柴田 亜美先生のコメント
画家の夢を諦めて筆を折ったのは30年以上前、それから30年間の漫画家人生を経て2021年に画家デビューすることができました。挫折だらけの世知辛くも愉快な氣楽の日々をエッセイと絵でお届けできれば幸いです。
注:『氣楽とは喜楽であり、喜び楽しんで生きること。氣の「米」には八が使われているので、喜びの氣は八方向に広がっていく』という願いが込められている。
柴田 亜美(しばた・あみ)
1967年長崎県生まれ。武蔵野美術大学(旧・短期大学)卒業後、広告会社のイラストレーターとして勤務。1991年に『南国少年パプワくん』(スクウェア・エニックス)で漫画家デビュー。以降、『ジバクくん』(KADOKAWA)、『PAPUWA』(スクウェア・エニックス)など多数のヒット作を手がけ、累計発行部数は2000万部を超える。
2021年より画家としての活動を本格化させ、2024年には初の個展「めでたい動物展」を開催。吉祥画をテーマにした鮮やかな作品で注目を集める。
『月刊美術』について
『月刊美術』は1975年創刊の老舗美術雑誌。全国の美術愛好家やコレクターに向けて、最新の展覧会情報やアーティストのニュース、作品購入情報などを提供しています。
発行:株式会社サン・アート/発売:株式会社実業之日本社。