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サンドの女 三人屋

サンドの女 三人屋

原田ひ香(はらだ・ひか)

朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナック――三姉妹が営む「三人屋」は、三女の就職を機に朝の店を、次女が玉子サンドを早朝から昼前まで売るスタイルに転換。「インスタ映えするサンドイッチ」として脚光を浴びる。一方、長女のスナックにはワケあり常連客たちが夜な夜な集って……サンドイッチとスナックの〈二毛作〉となった「新装・三人屋」を舞台に展開する、ちょっとビターで味わい深い人情ドラマ!

※「1.近藤理人(26)の場合」の全文をお読みいただけます。

販売ページはこちらへ (2月5日発売開始予定)


著者プロフィール●1970年神奈川生まれ。2006年「リトルプリンセス2号」でNHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募の最優秀作受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞して作家デビュー。『東京ロンダリング』『人生オークション』『母親ウエスタン』『ラジオ・ガガガ』『ランチ酒』『三千円の使い方』『まずはこれ食べて』『口福のレシピ』『一橋桐子(76)の犯罪日記』など、著書多数。

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