相談があると住吉ユリエを呼び出した安達真緒は、思いがけないことを告げる。10年前、母親と旅行中の留守宅に「忍び込んだパパが死んでた」。驚愕したユリエはーー。
大人気「腕貫探偵」シリーズ、待望の最新作!
著者プロフィール●1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。95年に『解体諸因』でデビュー。本格ミステリとSF的手法を融合させた作品で人気を博す。「腕貫探偵シリーズ」「匠千暁シリーズ」「森奈津子シリーズ」などの人気シリーズのほか、『七回死んだ男』『聯愁殺』『神のロジック 次は誰の番ですか』『パラレル・フィクショナル』『彼女は逃げ切れなかった』『ファイナル・ウィッシュ ミューステリオンの館』など、多数の著書がある。
2023年5月、小社刊『異分子の彼女 腕貫探偵オンライン』収録「異分子の彼女」で第76回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞。