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試し読み
紫の女
花房観音(はなぶさ・かんのん)
「源氏物語」をモチーフに、禁断の関係におちてゆく男女の情愛の行方を艶やかな筆致で描く、粒ぞろいの官能短編集。若い部下に妻を寝取られたことを知った夫は、部下にある命令をし(「若菜」)、客を誘惑したタクシーの女性運転手には、秘められた過去が(「夕顔」)……性愛小説の女王が古典に新たな命を吹き込んだ、7つの欲望の物語。 ※最終話「光る君」のみ、ためしよみできます。
名探偵誕生
似鳥 鶏(にたどり・けい)
小学校4年生だった僕にとって、隣に住む高校生の千歳お姉ちゃんは、いつも綺麗で頭が良くて、困ったときには助けてくれる「名探偵」だった――。作家生活10周年を迎え、さらに新たな世界を切り開く似鳥鶏が直球で放つ、王道かつ斬新な、青春ミステリー! ※第一話のみ、ためしよみできます。
文学賞
北区内田康夫ミステリー文学賞 特設サイト
第22回受賞作品決定!
東京都北区生まれの作家・内田康夫氏の協力を得て、2002年に創設された「北区内田康夫ミステリー文学賞」は、2023年度の開催で第22回を迎えました。応募総数182編のうち17編が一次選考を通過。続く二次選考を経て、5編が最終選考作品に選ばれました。 1月下旬、推理小説研究家の山前譲氏が選考委員代表を務め、最終選考会を開催。新名新氏(株式会社メディアドゥ 取締役副社長COO/元編集者)、北区長、北区文化振興財団理事長ら、選考委員の厳正なる審査によって受賞作が決定。授賞式と記念イベントは24年3月23日土曜日に北区・北とぴあさくらホールにて開催。受賞者への贈賞の後、内田康夫氏生誕九十年記念イベントとして、山前氏と早坂真紀氏(内田氏夫人)のトークショーと、第21回大賞受賞作品「沈黙のコンチェルト」(諸星額)を原作とした演劇を上演いたしました。
スケートボーイズ
碧野 圭(あおの・けい)
怪我から復帰した和馬は、大学四年の全日本選手権を最後の舞台と定め、フィギュアスケート部の仲間と切磋琢磨の日々を送る。大学スポーツ新聞の記者・将人は取材を通じ、選手たちに、そしてスケートに魅せられていく。家族やコーチとの関係、就活、友情、恋愛――夢に挑み、葛藤し、成長する大学生たちを活写する、胸熱のフィギュアスケート小説!
彩菊あやかし算法帖 からくり寺の怪
青柳碧人(あおやぎ・あいと)
謎だらけのからくり屋敷から脱出できるか!?新感覚の数学×時代ミステリー!
あの子が結婚するなんて
五十嵐貴久(いがらし・たかひさ)
32歳♀の西岡七々未は、イケメン婚約者を捕まえた親友――ぽっちゃり系女子・小松美宇の結婚式を盛り上げる役「ブライズメイド」のリーダーに任命された。複雑な心境で準備がはじまるなか、新郎側の盛り上げ役「アッシャー」の神崎英也に惹かれてしまい――!?切なく刺さる、痛快ラブコメディ。
エッセイ
私の○○ベスト3
好きなパン、執筆がはかどる曲、泣きたいときに飲むお酒、気持ちのあがるおやつ…etc.筆者が自身でベスト3のテーマを決め、ランキングを発表。その理由やきっかけ、思い入れなどを、自由につづってもらうコーナーです。
映画にまつわるXについて2
西川美和(にしかわ・みわ)
最新監督作『永い言い訳』のアイデアが小説となり、脚本が書かれ、撮影や編集を経て公開されるまでの約五年の日々の思いが綴られる傑作エッセイ集です。主演俳優からの熱いメール、子役オーディションでの苦悩、調子のおかしい撮影……ここでしか読めない『永い言い訳』エピソード&書評・小説・エッセイが満載!
処女刑事 横浜セクシーゾーン
沢里裕二
元モデル刑事が突撃! 小熟女キャリアが乱れる? 極道vs外国マフィアvs警察
金の殿 時をかける大名・徳川宗春
土橋章宏(どばし・あきひろ)
【連続ドラマ化!】江戸中期、美人画にうつつをぬかす尾張藩主・徳川宗春は、将軍吉宗公からの贈り物・南蛮の煙草を吸って気を失ってしまう。目覚めてみると、そこは現代の名古屋市で!?江戸と現代を往復する宗春。様々な美女との出会いを糧に、倹約第一の天下に抗う破天荒な名政策を考案しはじめ……!?