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小説
風を織る 〈針と剣 縫箔屋事件帖〉
あさのあつこ
縫箔屋・丸仙の娘おちえは、縁談が持ち込まれる年齢になった。相変らず剣術の稽古に励んでいたある日、父・仙助が倒れたという知らせが――人気時代小説〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ第4弾!
軍艦島1973―僕たちのあの島へ―
村山仁志(むらやま・ひとし)
テレビドラマの舞台として話題の、長崎県端島(通称・軍艦島)。地元長崎出身の小説家で、NBC長崎放送のアナウンサーでもある村山仁志さんが、1973年の端島を舞台に描いた短編小説を再公開します。ドラマと併せてお楽しみください!(後編は11月12日に公開予定です)
すべてその場の勢いで
西澤保彦(にしざわ・やすひこ)
相談があると住吉ユリエを呼び出した安達真緒は、思いがけないことを告げる。10年前、母親と旅行中の留守宅に「忍び込んだパパが死んでた」。驚愕したユリエはーー。 大人気「腕貫探偵」シリーズ、待望の最新作!
友達未満
織守きょうや(おりがみ・きょうや)
的場が勤める広告代理店で、大きな仕事を受注した。デザイン班チーフの的場は、企画・営業班の榛名めぐみと今回初めて組むことに。ファッション誌の元モデルという経歴を持つ彼女に、社内の男性たちは色めき立っていたが……。人気作家が贈る百合小説、最新読み切り中編!
試し読み
嗤う淑女
中山七里 (なかやま・しちり)
中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。 名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー、24年夏、待望の実写ドラマ化!
銀河の図書室
名取佐和子(なとり・さわこ)
「ほんとうの幸いは、遠い。」――このことばを残して、先輩が消えた。県立野亜高校の図書室で活動する「イーハトー部」は、宮沢賢治を研究する弱小同好会だ。部長だった風見先輩は、なぜ突然学校から消えてしまったのか。高校生たちは、賢治が残した言葉や詩、そして未完の傑作『銀河鉄道の夜』をひもときながら、先輩の謎を追い、やがてそれぞれの「ほんとう」と直面する。今を生きる高校生たちの青春と、宮沢賢治の言葉が深く共鳴する感動長編!
残響 警視庁監察ファイル
伊兼源太郎 (いがね・げんたろう)
警視庁監察係・佐良は、庁内に存在するという「互助会」の全容を摑むため、同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めた。しかしその矢先、監察トップの警務部長が狙われた。警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。 そして、佐良と皆口の心に傷を与えた、同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが見つかり…。
かぜゆら
西條奈加(さいじょう・なか)
風鈴師の修業をしていた宇多次。道半ばで、親代わりでもあった師匠の潟七・お惣の夫婦を相次いで喪くし、宙吹きの大道芸で糊口をしのいできたが……。 人気作家が江戸時代後期のガラス工房とガラス問屋を舞台に描く、人情時代小説。
神を嗤う淑女
中山七里(なかやま・しちり)
顧問弁護士の西園寺傑が、裁判所合同庁舎内で、男に突き落とされて死亡。さらにその男も飛び降りて死亡したーー。異例極まりない事態を報じる新聞記事を読みながら、世界救心教会の経理部長・洞口は……。 超人気「淑女シリーズ」第4弾、連載絶好調!
アリバイ崩し承ります3
大山誠一郎(おおやま・せいいちろう)
新年を迎えた深夜零時過ぎ、人気漫画家が殺された。疑わしき者はいるが、アリバイがある。 悩んだ末、僕は時計屋を訪れた--。待望のシーズン3、ついに開幕!
みにくいふたり
芦花公園(ろかこうえん)
交換留学で台湾を訪れた女子高生・芽衣。優等生の詠晴に学校を案内してもらい、クラスメイトとも打ち解け始めた矢先、間違えて入った無人の教室で怪しい気配が……。 注目の気鋭が放つ、衝撃の百合×ホラー長編開幕!
ミドルノート
朝比奈あすか (あさひな・あすか)
食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは!?
あなたの人生、プロデュースします
下村敦史(しもむら・あつし)
人付き合いに悩む内気な大学生に、ある日突然メールが届いた。「あなたの人生、プロデュースします」。半信半疑で指示通りに行動するとまさかの展開に……これはミステリか、サスペンスか、はたまたホラーか。先読み不能の人生劇場がいま始まる!
微笑み迷子
新堂冬樹(しんどう・ふゆき)
笑顔の仮面を被りながら、嘘を積み重ねる流星。誰にも本音を言えず、常に人から気に入られていないと不安。そんな流星は、クラスの人気者・メディアで話題の著名人など、みんなが注目している人に近づいては、必死で好かれようと頑張る。微笑み、微笑みが合図だーー。人気作家、Webジェイノベル初登場。新境地に挑む!
エッセイ
お世話になっております
家族や友人、“推し”のアイドル、尊敬する歴史上の人物。はたまた、愛用の靴やカバンetc.……筆者が日頃から「お世話になって」いる相手(ひと、モノ!?)に、とっておきのお礼の言葉を綴ってもらうコーナーです。
刳り抜かれた死体
白井智之(しらい・ともゆき)
母に臓器を売られそうになった不幸な幼少期を過ごした但は、イングランドの田舎街、フィンセンズランドの城塞を訪れる。そこで目にしたのは、首を斬り落とされた死体……。 ミステリ界を席巻した最旬の著者が贈る、奇怪な死体の物語。待望の「死体シリーズ」最新作!
紅葉の頃に会いに行く
彩瀬まる(あやせ・まる)
世界中に訪れたパンデミック。否応なしに内へと籠る日々が続き、人と会うことが少なくなった日常。徐々に閉塞感のある生活を越え、紅葉前線の南下とともに人々は再び外へと踏み出す、新幹線に乗って――。一歩踏み出す勇気をもらえる、温情溢れる連作短編!
狼ときつねのダンス
東川篤哉(ひがしがわ・とくや)
カープファンの著者が、プロ野球界の実際の出来事を鍵に描く野球ミステリシリーズ〈野球が好きすぎて〉待望の2022年シーズン編! 総合商社の社長がいまわの際に叫んだ遺言「きつねダンス!」に、遺族たちは大混乱――〈親娘燕〉の捜査一課刑事・神宮寺つばめと、謎のカープ女子の推理と活躍を、どうぞお楽しみください!
朝比奈麗華の敗北と推理
〈鯉ケ窪学園〉シリーズ待望の新章スタート! ベストセラー『放課後はミステリーとともに』『君に読ませたいミステリがあるんだ』等で、沢山の事件の舞台となってきた鯉ケ窪学園。今回はじめて、理事長室の扉が開く――!?
英雄たちの経営力
伊東 潤(いとう・じゅん)
史上最強の”経営者”は誰だ!? 家康、信長から蘇我馬子、大隈重信まで… 日本の英雄=トップリーダー12人を診断し採点する 歴史ファン&ビジネスパーソンにおすすめの一冊。 ビジネス映像メディアPIVOT社長CEO・佐々木紀彦氏との対談を特別収録! 本書で取り上げる12人の英雄 蘇我馬子、白河法皇、平清盛、源頼朝、 日野富子、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、 荻原重秀、田沼意次、大久保利通、大隈重信